暮らしは、0でいい。

私はずっと、
「明るい家庭」とか
「楽しい家」に憧れてたんです。

家族みんなが笑っていて、
毎日あたたかくて、
なんだか穏やかな空気が流れているような。

理想の家庭ってそうだと思っていたんです。

でも最近、
少し考え方が変わってきました。

今の私は、
“おうち”って、

「いつでもゼロに戻れる場所」

なんじゃないかな、と思っています。

無理に元気じゃなくていい。
頑張って明るくしなくていい。
ちゃんとしてなくてもいい。

プラスも
マイナスも
受け入れてくれる。

ただ、
素の自分でいられる場所。

そう思えるようになってから、
夫にも、自分にも、
前より少し「まあ、いいか」と
思える瞬間が増えました。

暮らしって、
実はすごく地味です。

ごはんを作って、
片付けて、
洗濯して、
また散らかって。

でも、
毎日続けられること。
飽きが来ないこと。
淡々と回していけること。

それって、
思っていた以上に大事なんだなと感じます。

何も起こらない日。
特別じゃない日。
でも、ちゃんと暮らせている日。

その積み重ねが、
家族を作っていくのかも。

もちろん、
お祝いの日には少し彩りを足したり、
旬のものを味わったり、
季節の飾りを出したり。

そういう“ハレの日”も好きです。

でも、
毎日をずっと特別にしなくていい。

日常は、0くらいでちょうどいい。

そう思うようになったきっかけが、
料理研究家の 土井善晴 さんの
「味つけはせんでええんです」という言葉でした。

素材そのものを、
“おいしい”と感じること。

その考え方が、
暮らしにも通じる気がしたんです。

何かを足し続けなくても、
ちゃんと暮らしは成り立つ。

そのままでも、
案外、十分なのかもね~。

By おりょ~

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気づいてないだけかも。